関西学院大学大学院社会学研究科の情報を掲載したブログです。社会学研究科と先端社会研究所による「大学院生サポートプログラム(GSSP)」によって運営されています。
2016年3月17日木曜日
2016年3月9日水曜日
院生企画研究会を開催しました。
研究会の内容は以下の通りです。
日時:2016年2月27日(土) 9:30~12:00
場所:先端社会研究所セミナールーム(関西学院大学社会学部棟3F)
報告者:俵木悟氏
本研究会は以下の2点について学ぶ研究会です。
①祭礼・民俗芸能を維持している人びとが、時代の変化に対して、どのように対応することで、祭礼・民俗芸能を維持している(あるいは維持を中断している)のだろうか?
②人口減少時代の日本において、どのように民俗学者は調査地の人びとと関わっていくべきなのだろうか?
プログラム
9:30~11:00 俵木悟氏による報告
11:00~12:00 総合討論: 民俗学者と調査地との関係を考える
報告者:俵木 悟氏(成城大学 文芸学部 文化史学科准教授)
千葉大学大学院 文学研究科修了後、千葉大学大学院 社会文化科学研究科で博士(学術)を取得。 現在は成城大学 文芸学部 文化史学科准教授。専門分野は民俗学。研究テーマとしては、民俗芸能、無形文化遺産保護制度など。
共著作、共編著作として、『日本の民俗9 祭りの快楽』(吉川弘文館、2009年)、『民俗小事典 神事と芸能』(吉川弘文館、2010年)がある。
主な論文に、「民俗芸能の実践と文化財保護政策―備中神楽の事例から―」(『民俗芸能研究』(25):42-63、1997年)、「儀礼の安定性と自己生成―人類学的儀礼研究素描―」(『文化人類学研究』(1):2-21、2000年)、「文化財としての民俗芸能―その経緯と課題―」(『藝能史研究』(160):48-73、2003年)、「民俗芸能の「現在」から何を学ぶか」(『現代民俗学』(1):79-88、2009年)、「文化財/文化遺産をめぐる重層的な関係と、民俗学の可能性」(『東洋文化』(93):177-197、2012年)、「東松島市月浜の被災民俗文化財調査からみる、民俗行事の伝承と生業の復興」(高倉浩樹・滝澤克彦編『無形民俗文化財が被災するということ―東日本大震災と宮城県沿岸部地域社会の民俗誌―』新泉社、111-120、2014年)などがある。
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