2017年12月12日火曜日

2017年度研究成果報告会をおこないます

社会学研究科では、大学院生・研究員の2017年度の研究成果報告会を下記の要領でおこないます。

(記)
日時:2018年2月9日(月)9:00〜17:00

場所:関西学院大学社会学部棟第1セミナールーム(予定)

参加費・申し込み:不要

※詳細は決定次第、掲載します

共同研究会「誕生と死をめぐる生命観の変容」を開催します

共同研究班「誕生と死をめぐる生命観の変容」は、下記の要領で、研究会をおこないます。

テーマ:誕生と死をめぐる生命観の変容

内容:現代における誕生と死をめぐる状況は、さまざまな価値観のなかで転換期を迎えているといえる。本研究会では、誕生と死に関する通過儀礼などを中心に調査・研究を続ける民俗学者である板橋春夫教授をお迎えし、誕生や死に関する民俗学的知見についてご講演いただく。そして、看護職の立場を有する本研究班メンバーの体験談を交え、民俗学や医療の領域における誕生と死の観念を社会学的に再解読する。それらを踏まえて、この問題に対して、民俗学や社会学といった学問の立場からどのような貢献が可能なのかについて考えることを本研究の目的としたい。

 日時:20171223日(土)14:0017:00

場所:関西学院大学 上ケ原キャンパス 大学院1号館 2209号室

講演者:板橋春夫(日本工業大学・教授)
(講演者紹介)
新潟県立歴史博物館参事を経て、20174月から現職。専門は日本民俗学。筑波大学で博士(文学)を取得。主な著書に、『誕生と死の民俗学』『出産―産育習俗の歴史と伝承「男性産婆」―』『生死―看取りと臨終の民俗・ゆらぐ伝統的生命観―』『葬式と赤飯―民俗文化を読む―』(以上単著)、『日本人の一生―通過儀礼の民俗学―』(編著)がある。 

参加無料・予約不要

お問い合わせ:okaiku*kwansei.ac.jp岡いくよ)*をアットマークに変換

2017年8月2日水曜日

共同研究班「これからの都市と居場所と協働を考える会」が研究会おこないます

共同研究班「これからの都市と居場所と協働を考える会」は、下記の要領で、研究会「子ども食堂から都市とコミュニティの現在を考える」をおこないます。

内容
現在、子ども食堂ということばを頻繁に耳にします。しかし、その実態はどのようなものなのかは意外と知られていません。そこで、本研究会では、子ども食堂の運営に関わる方々、子ども食堂を対象とした研究活動を行っている方々にご参画いただき、子ども食堂の実態についての最新の知見を得るとともに、子ども食堂から見えてくる都市とコミュニティの現在について考えていきます。

日時:2017年8月5日(土)14:00〜17:00
場所:関西学院大学 上ケ原キャンパス
   先端社会研究所(社会学部棟3F) セミナールーム1

タイムテーブル

第一部 ガイダンス・基調レクチャー             14:00~14:40

ガイダンス:関西学院大学非常勤講師/同志社大学嘱託研究員 松村 淳
基調レクチャー:立命館大学産業社会学部 准教授   柏木 智子氏

第二部 パネルディスカッション             14:50~16:30
パネリスト:  特定非営利活動法人ところ 代表理事  斉藤 智文氏
         夢うららほっとステーション 副会長  池田 多瑛氏
         一般社団法人つなぐ     理事  尾関 泰輔氏
         関西学院大学                非常勤講師  尾添 侑太氏
コメンテーター: 柏木 智子氏
司会・進行: 松村 淳

第三部 交流会                           16:30~17:00
講師・パネリスト・参加者で交流会を予定しております。

入場無料。特に事前申し込みは必要ありませんお気軽にご参加下さい。


  

2017年2月16日木曜日

社会学研究科研究成果発表会をおこないます

例年、年度末におこなっています「社会学研究科研究成果発表会」を以下の要領でおこないます。

今年は、以前にも増していろいろな議論が沸くように、口頭発表はセッション形式でおこないます。また、ミニシンポジウムでは、研究者を目指す院生たちにとって必要とされることを先輩に当たる教員・研究員たちからのアドバイスなどをもらう予定にしています。

お忙しい中とは思いますが、みなさま、万障お繰り合わせの上、ご参加いただきますようお願い申し上げます。


■日時: 02月 20日 (月) 09時 00分  ~  17時 30分
■場所・開催地:関西学院大学上ケ原キャンパス 社会学部棟3階 セミナールーム

社会学研究科では、大学院生/研究生を中心とした研究成果発表会を次のとおり公開形式で実施いたします。
つきましては、学内外の研究者の皆さん、学部生・大学院生の皆さんなどご希望の方はご参加ください。

社会学研究科研究成果発表会・開催要領

■タイムスケジュール
9:00~ 9:15  開会の挨拶
9:15~15:30  口頭発表
15:45~17:15  ミニシンポジウム
17:15~17:30  閉会の挨拶
※途中参加・退出自由
 
■口頭発表
 セッションごとに、コメンテーターを中心に、発表者・フロアなどと総合討論をおこないます。

セッション1(9:15〜10:45)
「生きられる多様性」の現状/困難/作法(司会・コメント:貴戸/白波瀬)
  岡本真生  創造されつづけるフォーク・レリジョン-「稲荷信仰」を事例として-
  小田二元子 性に関する社会学的考察
  伊藤康貴  「社会/自己」を志向する「ひきこもり」当事者活動――当事者団体Aを事例に
  飯塚諒   聴覚障害者の情報保障について

セッション2(11:00〜12:30) 
 生まれ/生き/逝くことの現在 (司会・コメント: 関根/村田)
  岡いくよ  周産期の母と子をめぐる現状
  智原あゆみ 承認に関する意識の規定因の検討――”誰からの”承認かに着目して
  藤井亮佑  遺品の社会学的研究――遺品整理業を事例に
  奥田絵   「正当な補償」の時代的変容——大規模公共事業の現場における生活権の所在について考察する

セッション3(14:00〜15:30)
 食べて、祈って、楽しんで (司会・コメント: 島村/鈴木(謙))
  広尾克子 「カニ供養」行事の意味について
  三隅貴史 神輿会の民俗学的研究
  谷岡優子 戦後芸能史における花柳界の位置付けに関する一考察
  生井達也 たまり場としてのライブハウス


■ミニシンポジウム (15:45〜17:15)
 テーマ    :社会学を究める技法 ─「修士時代」にマスターすべきこと─
 参加者    :加藤仁彦、松野靖子、山岸蒼太
 アドバイザー :金太宇、濱田武士、林准教授 
 司会進行   :関教授

■ポスター発表
 時 間:9時~17時半
 会 場:セミナールーム
 発表者:
  加藤仁彦  大衆的脆弱性と社会的=扶助的なものの系譜
  松野靖子  戦後日本における保守思想―福田恆存の軌跡
  山岸蒼太  障碍者解放運動と視覚障害者運動の接点―関係者へのインタビューの分析を中心に
  楊芳溟   日本に在住する中国人既婚女性の異文化適応について
  三阪夕芽子 国民統合過程にみる葛藤―ケニアの大統領選挙期間におけるキリスト教的言説に着目して